こんにちは、YuTaです。
今回は、前回の記事「ウブド編」の続きになります。
これは、2019年のゴールデンウィークにバリ島に行ってきた感想の記事になります。
とりとめのない記事にはなりますが、前回と同様に写真をたくさん貼り付けて、雰囲気が伝わるような記事にしております。
みなさんがバリ島に行かれるときの参考になれば幸いです。
さて、私たちのバリ島旅行は、ウブドで2泊したのち、場所をジンバランに移すこととなりました。
ジンバランへの移動には、エレファントキャンプへの往復の復路の先のホテルを変更するオプションを利用しました。
オプションといいますか、アレンジですね。

ベルトラを経由して催行会社に聞いてもらったところ、追加料金を支払うことでツアーのカスタマイズが可能でした。
こういう自由が効くのは嬉しいことでした。
さてではジンバランのお話になります。
【写真多い目】バリ島旅行の参考に。バリ島旅行感想「ジンバラン編」
まずはジンバランという地域がどこにあるのか、どういう場所なのかというところからご紹介したいと思います。
ジンバラン地区について
ジンバランはングラ・ライ空港の南側、空港から20分ほどで到着することができる、高級ホテルが並ぶビーチエリアになります。
新しいホテルの建設も進んでおり、それに伴ってショッピングセンターなども充実してきています。
道路を歩いていると、地元の人々の生活を垣間見ることもできますが、ウブドエリアとは違って、あまり表通りに寺院を見ることはありません。
クプクプジンバラン
ジンバランでも私たちはクプクプ系列の「クプクプジンバラン」に宿泊しました。
高低差のある広い土地にたくさんのヴィラを設けたクプクプバロンヴィラズと違って、こちらのホテルはなかなかコンパクトでした。

確か3,4種類あった部屋の種類のうち、私たちは「デュプレックスプールビュー(またの名をムアヤ・スイート)」に宿泊しました。
ホテルの3階(屋外)にある「インフィニティープール」を挟んで両側に並ぶ部屋になります。
インフィニティープールは、端が見えないように工夫された直線に長い(25m)プールで、まるでホテルを飛び出してさらにまっすぐ伸びているかのように見えるプールです。

部屋の中に入ると入り口すぐにベッドがあり、真正面で簡易なカーテンに仕切られた先、部屋のど真ん中に浴槽があります。
デザイナーズ○○かと突っ込みたくなる独特な配置に驚きを隠すことができませんでした。
部屋の真ん中にある浴槽に入るなんて、まるで映画の中のようではないですか。
ある意味、とても貴重な経験ができる部屋でした。
2階建てで2階には化粧台とソファーと小さい机、そしてテレビのみがある、広く天井の高い1室フロアのみがあります。
ベランダに出ると、インフィニティ―プールを上から見下ろすことができます。
部屋の様子はこちらの動画がわかりやすいです。
夜でも暖かいバリ島において、半プライベートのようなインフィニティ―プールは私たちにとって嬉しい存在で、特に喜んだ私は、夜に泳ぎに出て、たった一人で22時を過ぎるくらいまでプールを楽しんでいました。

異国の地で夜空を見上げながらゆっくりと背泳ぎをする時間はなかなかの憩いのひと時となりました。
ホテルの部屋の写真を全然撮っていなかったことが悔やまれます。。
なお、2019年ゴールデンウィークの時点で日本人スタッフの方の姿を確認することはできませんでした。
クプクプジンバランのご飯
クプクプジンバランには「ジンバランコーナー」という施設が併設されており、そちらに入っているレストランでご飯をいただくことができます。
日本食やインド料理のレストランもありますが「チョコレートカフェ」という名のレストランがあり、そちらが一番人気でした。
チョコレートカフェではインド・インドネシア系料理とウェスタンフードをいただくことができます。


もちろん名前のとおり、チョコレート系のドリンクやケーキなども充実しています。

朝食はビーチで食べることもできます。

いただくことができるメニューは、フルーツジュースにパンケーキやフレンチトーストと、ヨーグルトにフレッシュフルーツ、コーヒー/紅茶とシンプルではありますが、波の音をBGMに早朝のインド洋の海を眺めながらの朝食は、日本では味わうことのできない経験でした。




妻はおみやげ屋で購入したバティックを腰に巻いてビーチに向かいました。
赤いバティックと青い海のコントラストが美しく、とても満足してくれました。

ジンバランビーチ
さて、そんな素敵な朝食を楽しむこともできるジンバランビーチですが、砂浜を歩くと、砂粒がとても細かいことに気付くことができます。
細かすぎて簡単に動くので、波がひくと美しい砂紋をみることができます。


波が来た時にずっと同じ場所に足を置いていると、足の周りの砂がどんどんと削れていくのがよくわかります。
どこでもよいので掘れば元気な貝か小さいカニが出てくる浜で、私たちは砂浜掘りに夢中になってしまいました。


ビーチでは露店の飼い犬?が自由に動き回っているため、観光客に交じってビーチを楽しんでいる姿を見かけます。




この犬たちは毎日こんな感じでしょうか、、楽しそう。
荷物を置いておく場所等がしっかり用意されている感じではない場所でしたので(お金を払えば別だったかもしれませんが)、カメラやスマホを持ち込んでいた私たちは、沖まで泳いで行って海にジャブジャブ浸かるということはしなかったですが、美しいビーチでのひと時はとても貴重な経験となりました。
サマスタ・ジェンガラケラミック
クプクプジンバランの近くにはコンビニもあり、バギーやシャトルバスの運転手の人と話すと近くのおみやげやさん(多分連れて行くとお駄賃がもらえる)に連れて行ってくれますが、私のオススメは、歩いて5,6分で行くことができる「サマスタ」というショッピングセンターに行くことです。
2017年にできたらしい比較的新しくて清潔で大きな施設で、モーベンピックホテルというスイスを拠点に展開するホテルに併設しています。
ここに行けば、ばら撒き用のおみやげだけでなく、シャツやローカルフルーツなども充実していて、買い物の時間をさらに楽しく過ごすことが可能です。

スーパーマーケットではJCBカードも使うことができました。
バリの陶器みやげとして有名な「ジェンガラケラミック」の本店も歩いて15分ほどで行くことができます。
こちらは日本人観光客もシャトルバス等でたくさん来られるようですね。
実際に私たちが訪れた時も、日本人が多く、お店の人も日本語が大変上手で、快適でキレイな店内で、バリにいながら日本にいるような感じがしました。
店内の注目商品もなんとなく日本人好みのような気がします。
こちらもJCBカードが利用できます。
なお、ジェンガラケラミックは店内での写真撮影は禁止でした。

ウルワツ寺院、ケチャダンス(ケチャックダンス)
ジンバランから、ケチャダンス(またはケチャックダンスと呼ばれる)で有名な「ウルワツ寺院」まではタクシーで40分くらいになります。
Googleマップだと20分程度と出るのですが、道の混雑などを考慮して、それ以上を見越した方がよいです。
ウルワツ寺院までの単体ツアーはベルトラ等で日本からでも予約可能ですが、ほとんどのツアーにはケチャダンス観劇後のバーベキュー的なディナー付きのツアーになります。
今回はディナーは不要なため、私たちはホテル到着後にホテルで5時間のタクシーチャーターを依頼しました。
チャーター時間は、日本ではツアーを予約した場合の開始時間を参考に15時から20時までのチャーターにしました。
おおよそ16時にウルワツ寺院に到着して、先に1時間ほど寺院を観光した後、ケチャダンス(チケットはタクシーの運転手さんに買ってもらう)を鑑賞して帰るという流れを想定し、そのとおりに行動することができました。
クプクプジンバランホテルでのタクシーチャーターは、フロントの人に意思を伝えることができれば、なんとかすることはできました。
詳しい価格は忘れましたが、チャーター時間別の料金表があるので、希望に合わせたプランを提示してくれます(ちなみに現地で手配すると日本で予約する半額程度で済みます)。
ウルワツ寺院観光では次のことに注意しましょう。
- 水を買っておくこと
- 猿に注意すること
岸壁の上を歩く寺院のサイドの道には太陽の光を遮蔽するものが一切ありません。
良く晴れた日こそ大変すばらしい景色を見ることができますが、歩いていると身体中から汗が噴き出してきます。


寺院へ入るにはチケットが必要で、一度出ると同じチケットで再入場ができるかはわかりませんが、中には飲み物は売っていません。
私たちは岸壁の片方の道を往復した後、ダンスのチケット売り場のある寺院中央に戻った時に、タクシーの運転手の方に「水を買っておくべきだった・・」と漏らしたら、外に出て買ってきてくれたため(おそらく現地住民は出入り無料)、途中で喉を癒すことができました。
非常にありがたい心遣いだったので、買いに行ってもらった時に渡したお金のおつりはすべて差し上げました。
ウルワツ寺院にも猿がいます。
そしてここの猿は、モンキーフォレストの猿よりも性質が悪いです。
隙あらば身につけているメガネや帽子を奪ってきます。
私の観光中も何かを奪われて困っている人が4,5人はいました。
さて、ケチャダンスですが、確か18時開演で、チケット販売は17時から開始であったと思います。
チケットはタクシーの運転手さんが買ってくれるので、お金を渡してお任せしましょう(多分時間でタクシーをチャーターしていれば、買ってくれます)。
チケット売り場はかなり混雑します。

タクシーの運転手さん曰く、最盛期は6月で、個人でゆっくり寺院に来てしまうとせっかく来てもダンスのチケットが取れずに帰るハメになるとのことでした。
くれぐれもそのような残念な結果にならないようにご注意ください。
ケチャダンスのことは「上半身裸の男性がケチャケチャと歌って合唱するダンス」と認識していたのですが、それだけではありませんでした。

ケチャダンスは伝統を守りながらもユーモアを交えつつ、様々な踊りを見せてくれる、とても楽しい踊りでした。






途中、無作為に選ばれた人が中央に呼ばれたり、ハヌマーン(猿)にイジられたりするのですが、その人たちもノリが良くて、また楽しませてくれました。
ダンスが終わるとあたりはすっかり暗くなっています。
みんなが一斉に帰るので、帰り道は混み合います。
少し時間がかかるので、そのつもりでいてください。
ローカルな道を知る私たちの運転手さんは、近道として、わけのわからんくらいに曲がりくねる細道を走ってくれました(途中道を間違えましたが…)。
注意しよう!
ブルーバードタクシーは利用できる場所が限られている
日本の観光雑誌やウェブサイトを見ていると、料金がメーター制のブルーバードタクシーが安心だから、タクシーはブルーバードを選ぼう。
という内容をよく見かけます。
それは事実かと思いますが、実は、ウブドやジンバランでは、地元住民の雇用を守るため?ブルーバードタクシーの利用は禁止されています。

具体的には、乗ってくるのはいいけれども、そのエリアにブルーバードタクシーを呼んで乗るのはいけないようです。
地元の白タクを使ってほしいということでした。
んー、使えないエリアがあるなら、そういう情報も書いてほしいなぁ。
カルマグループの強引な勧誘
ジンバランのビーチを散歩していると、ちょっとテンションの高い明るいオジサンが日本語で呼び止めてきます。
聞けば、近くの「カルマグループ」なる有名ホテルグループの人らしいじゃないですか。
カルマグループのホテルは日本にはありませんが、実在するグループで、バリの他にもドイツやイタリア、フランスにインドなど多くの国にラグジュアリーなホテルを建設するかなり大きなグループのようです。
で、こちらの気分を良くする営業トークのあと、恐らくは必ず当たるスクラッチカードを引かせてくれます。
ただし、商品はそこでは渡されません。
商品が欲しければホテルに来て話を聞いてほしいという流れになります。
これはバリ島ではカルマグループスキャム(Karma Group Scam)という、強引で迷惑な勧誘になります。
Scamとは詐欺という意味ですが、実際には詐欺にあうわけではありません。
先程のオジサンの話に乗ってホテルまでついていくと、数時間かけてホテルの魅力を説明された上で、高額なカルマグループの年会員にならないかという勧誘を受けるそうです。
もちろん断ってもOKで、最後まで話を聞くと実際に商品ももらうことができるみたいですが、望まないホテルの紹介にせっかくの1日を無駄にしてしまうことになるようです。
ちなみに、実は私たちはホテルまで行ったのですが、受付での対応中に胡散臭さからウェブで調べて有名な迷惑行為であることを知ったので、会話を途中で断ち切ってその場から帰りました。
幸い、カルマジンバランからクプクプジンバランは距離が近かったため、歩いて帰ることにしました。
最後に
いかがでしたでしょうか?
以上でこの記事はおしまいになります。
また、予約方法などを含め3回の更新となったバリシリーズもこれでおしまいになります。
最初にも書きましたが、取り留めのない記事ではありますが、これらの記事が、少しでも皆さんのお役に立つことができれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。